お正月に母と話していて、あたらめてびっくりしたことのメモ。
毎年寒くなるとお世話になっているカーディガンは、母の手編み。
・・・ということは知っていたのですが、母が20歳の時に編んだものでした。

手編み。アフガン編み、という編み方だそうです。

こちらは機械編みで、卒業制作の作品だったそうで、モデルさんが着たものだそう。
50年以上経っていて、毎年ガシガシ着ているのに、毛玉ひとつできていない。
「昔の毛糸はよかったのよねぇ」と、母が言っていました。
わっちゃんの代まで、大切に着ようと思いました。
本当は勉強が好きだった母ですが、おじいちゃんの考えが「女の子は大學に行くと生意気になるからダメだよー」ということで進学をあきらめたそう、お花やお茶や和裁、、、と、いろいろお稽古ごとをして、編み物は師範をもらっていたので、自宅でご近所のお母さんたちに教えていたこともありました。
子供のころから、手編みのあったかいのを着せてもらっていたことに感謝。
手編みは本当にあたたかいです。
作り手のあたたかい気持ちが、毛糸にのって編まれていくのだろうなぁと思います。
使ってくれる人のことを、自然と想うもの。
わっちゃんが春からお世話になる保育園さんでは、園バッグやスモッグなど、すべて「手作り」指定ですー。 
「それを作っているときの子どもを想う気持ちが、バッグをとおして子どもを励ますから」と、先生がおっしゃっていました。