お庭のミントのお花が咲き、順一さんが厠に活けました。いい香りです。

お友だちが「何時もお忙しい順ちゃん・あきちゃん、たいして参考にもならないメールですけど一息入れるのもいいかも…」と、6月にくださったメール。

『真っ当な日本人の育て方』(新潮選書)という本から抜粋してくださいました。
シェアさせていただきます。

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■胎教について(胎教:妊娠中に胎児に良い感化を与えようとすること)
・胎児は聞き、理解し、感じ、記憶し、意識を持つ存在。休むことなく学習している。
・胎内では「知的生活」が営まれている。胎児はいろいろと感じながら、少しでも居心地を良くしようと、せっせと働いている。
・母親が考え、感じ、話し、望むことはすべて胎児に影響する。
・不幸な胎児体験をすれば、「不幸な人間」になる確率が高くなる。
・胎児はすでに人格が形成されつつある、感情と知覚を備えた人間存在である。

■胎児に話しかけた方が良い言葉
・母となる崇高な使命を果たす喜びと誇り。
・今日あったこと、お父さんの言ったこと。
・愛していること、皆んなが会うのを楽しみにしていること。
・お産が楽であるように協力を頼む 等々―その他、何でも話し掛ける。

祖父母にも話しかけてもらう事が出来れば、さらに良い胎教となります。
胎教をやったかやらなかったか、その結果は絶大な差となって現れます。
胎児に聞かせてはいけないことは、怒鳴り声や人の悪口、その他胎児の嫌いなことです。

■子供には愛情を
・子供が外出する時と帰宅した時には、10秒か20秒でもいいから必ずしっかりと抱きしめてやることです。 
子供はたったこれだけの時間ですっかり満足し、心の栄養のタンクを満タンにして安心します。
抱っこをしてもらった子は、なべて、人の心の痛みのわかる心の優しい子になっています。
・抱っこにはもう1ついいことがあります。たとえば汗ばんでいるとか、息遣いが荒いとか、熱があるとかさらには外で何かあって、そのことでしょんぼりしているとかいう精神的なことまで、抱きしめることを習慣としてずっとやっていれば、母親は手に取るようにわかります。

■子供に嘘をついてはいけない
愛と真実だけで育ててくれた親に対して、子どもは申し訳なくて、嘘などつけないものです。

■子どもにはたくさん運動を
2歳を過ぎると、子供は起きている間は一時もじっとしていません。跳んだり、はねたり、ぶらさがったり・・・。
これらはその子がそのようにしたいと思い、その子の手足に命令しているからです。
だから発育中の子供には出来るだけ運動をさせなければなりません。
機械ならば使うたびに磨り減っていくけれども人間の身体はその逆で、使えば使うほど性能が良くなっていくものです。   

   

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