友人宅のお庭で愛でた夜桜。

このような美しいものに出会うと、生きているって花だなぁ・・・ と思います。
五感をもって味わえる今こそチャンス、師匠の仁さんが「悲喜こもごも」とおっしゃっていた。

 

ここのところは写真作品用のテキストのことを考えていて、写真を撮り始めた小学校時代のことから振り返ったり思い出したり認識したり―のいい時間でした。

好きなことは全然変わっていないと思いました。
そもそも豊かだよね、ということそのもの。
最初からそこばかりみている人生だったなぁと思いました。

大好きな作家の山本昌代さんが、毎年ジャンバーを一枚買って寒さをすぎたら綿を抜き、夏になったら袖を切って着ている―と書いてあるのを読んで憧れ、真似できていないけど近づきたい。
使ってみたけどやめて不便がなかった家電は、炊飯器、ポット、電子レンジ、ドライヤー、テレビなど、スマホも使ってみたけれどほぼ使いこなせないままにこわれてしまって短期で終了しました。

 

老化は、自然の摂理。
年を重ねるごとにさらにすっきりとますます減らして絞って年相応のすることの量、考えることの量、持ち物の量で生きていけたらいいなと思います。
持ち物の量の目安として、最後は娘にお願いする後片付けとして、銀行の通帳1冊ほかはお部屋に小さくまとまっているものをにゴミに出せば終わり―くらいが理想です。

そんなふうにこれから50、60代を生きるなかでどれだけのことができるだろうかと思ったら本当に一瞬でこの人生が終わりそうです。

そして、子どもたちはどんどん大きくなっていくなぁ。
おばちゃんの目にまぶしくうつっています。

そんな5月の鯉のぼり。

 

相模川に鯉のぼりをみにいったときにいただいたキットで、わっちゃんとつくって父ちゃんにプレゼントした鯉のぼりブローチ。

 

大好きな人たちと過ごした子どもの日の、しずかな夜。