元旦に妊娠がわかって以降、冬眠中みたいに、たんたんと日が過ぎていきました。
疲れやすいしツワリもあるので、
仕事、自宅と仕事場の往復、御飯とお風呂、そして眠る―の毎日でした。
(通勤はつらかったー)
そんな中、食の変遷は、かなりおもしろかったですー。
ツワリが始まったばかりのころは、玄米がゆの汁のところしかいただけず。
(あたえさんにいただいた、野菜だしがすごくおいしくて、助かったー)
布団に寝たまま、順くんに口に運んでもらいました。
仕事にも、その汁のところだけを、ポットに入れて持っていったり。
そのあと、屋久島のポンカンは食べられることがわかり(恵子さん、木原家ありがとう)、
さらにバナナは食べられるようになり、バナナも、もう何年も食べていなかったけど、
たぶん一生分くらい、バナナを食べました。
あと、玄米はダメだけど、胚芽米や白米は大丈夫、
お味噌汁も大丈夫。
甘いものも食べやすくて、母が送ってくれた干し芋は美味しくて。
とにかく食べられるものがあれば、何でも食べておく、という感じ。
あるときは、お腹がすくと気持ち悪いのか? と思って、
朝の通勤時に気持ち悪くなりたくないから、
枕元に食べ物を置いておいて、
夜中に目が覚めたら、食べるようにしたり・・・。
(バナナが多かった)
そんなことしてたら胃が疲れたり。
順くんが、おいしいアイスクリームを取り寄せてくれて(鷲田さん、ありがとう!)、
これはすごくおいしく食べられて、食べ過ぎてみたり。
やがて、
カレーばっかり食べたい時期(2週間ちょっと)があって、
赤ちゃんの前世は、ベジタリアンのインド人? と思った。
お誕生日のディナーも、ナタラジというベジタリアンカレー屋さんだったのでした。
あるとき、ひとりで自然食品屋さんによったら、
カレールーと、カレーうどんと、レトルトカレーが籠に入っていて、びっくり。
体がカレーを求めている・・・。

順くんが作ってくれた、カレーうどん。

カレーライス。(このころは、春巻ブームも!)
ずっと食べたくて、毎日食べていたのは、ワカメなどの海藻類と野菜(とくにサラダ)。
智子おばさんが送ってくれたフルーツトマトも、ストライクでした。
あと、柑橘系はおいしいー。
最初は屋久島のポンカンに始まり、続いて静岡の白井さんちからいただいたおみかん、俊くんが送ってくれた宮崎の日向夏、ことちゃんが送ってくれた文旦、あーくんなっちゃんから屋久島のタンカン! 
全部ストライクー。
意外だったのが、大豆が全然ダメだったこと、豆乳、お豆腐さえも。
お肉もお魚もいただけないけれど、
お肉は細切れなのが混ざっている程度なのは大丈夫なので、トン汁、野菜餃子はOK・・・。
なんなんだろう???
玲子ちゃんがお祝いしてくれたとき、ポルトガル料理屋さんで、
イワシがおいしくいただけて、「おお、魚、久しぶり・・・」
でも、それきりでした。
そのあと、ヨーグルトブームがやってきて、これは1週間弱。
ヨーグルトは、何年も食べていなかったのに、びっくり。
イチゴブームも始まり、これは長期間でした。

よく買っていたのは、長崎の「とよのか」酸味もあって美味しい。

栃木の「とちおとめ」。

阿部さんにいただいた博多「あまおう」。
そして突然豚カツが食べたくなり、2日連続でロースカツ定食を食べたり。
このときは、男子高校生がお腹にいるのかと思いました。
そのあと、春巻病。
とくに母親の手作りの春巻が食べたくて仕方がなくなって、
母親に「送ってーーー」とお願いしたら(こんなアホなお願いをするくらい、体が求める)
「揚げたてが美味しいから、日立にいらっしゃいよ」
と言われ、行けないうちに、春巻病はおさまり。
康子ちゃんがお祝いしてくれたとき、
青山にあるHATAKEというレストランで、
メインのお肉もしっかり美味しくいただけて、
このあたりで、完全にいつもの感じに戻った。
「安定期」とうれしく思いました。
今は、妊娠前と同じように、なんでも美味しくいただける。

容子さんにいただいた「木のひげ」のアップルパイが美味しくて、
これなら食べられるーと、大人買いしては、
すぐにアップルパイブームが去ってしまったことも・・・。
変わりやすいお天気模様につきあって、毎日たくさん料理してくれた順くんに、大感謝。

甘くないクッキーもたくさん作ってくれました。ありがとう!
食いしん坊なので、ついつい長くなりました。