『硫黄島からの手紙』という映画をを観てからここグアム島に来たので、トーチカ跡や戦地跡に残る砲弾のかけらに出会うと、目の前に広がる景色が映画の映像と重なって見えるのでした。
もともとグアム島に住んでいた、日本人でもアメリカ人でもないチャモロの人たちは、戦いが始まると崖の上まで駆け上がって逃げた、と聞きました。
現在のグアム島はというと、日本・韓国・中国から観光客がたくさんやってくるので観光産業が盛んです。
また、米軍の基地があるのですが拡大される予定で、4年以内に1万5千人もの米兵およびその関係者がこちらにやってくるそう。
すでに受け入れ態勢作りの工事が始まっており、ジャングル地帯にてブルドーザーが仕事をしていました。
そんなグアム島の環境問題を含めた将来や、チャモロの人たちの生活を心配して、その計画に反対して活動している現地在住の日本人に出会いました。
美しい海で泳いでいても、この島の歴史や、現在抱えている問題が頭を離れず。
夕方のスコール
トレッキングのガイドをしてくれた20歳・フィリピン人のサムは週末は仕事が休みとのことなので「何をしているの?」と聞いたら、
「スポーツに捧げているよ。土曜日はバスケットボールで日曜日はバレーボール。」ときっぱり答えてくれた。
本当に毎週、土曜日はバスケットボール、日曜日はバレーボールをしているんだなぁと思った時、自分の週末はもっと複雑だなと気付いて、そのことが少し恥ずかしいのと同時に、彼に憧れる気持ちがありました。
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